読書メモ

読書メモ

井手英策(2017)『財政から読み解く日本社会―君たちの未来のためにー』岩波ジュニア新書.

財政とは何か?という問題を、日本社会の根幹にかかわる問題なのだということを、わかりやすく論じている本です。 目次は以下の通りです。 第1章  財政のレンズをとおして社会を透視しよう。第2章  小さな政府はどのようにつくら […]

読書メモ

白岩英樹(2023)『講義 アメリカの思想と文学:分断を乗り越える「声」を聴く』白水社.

アメリカ史における代表的な思想家たちを取り上げ、論じています。講義形式やディスカッション形式で書かれているので、非常に読みやすいのも特徴です。 本書を読んでいて印象に残った点をいくつかメモします。 一点目。アメリカ思想史 […]

読書メモ

囲碁の読書メモ

職業的にはどうでもよい情報ですが、自分のために記録をしておきます。2023年1月頃から少しずつですが勉強をしています。 2023年9月石榑郁郎(1996)『石榑郁郎詰碁傑作選』三一書房.を読み終える。二周目へ。 2023 […]

読書メモ

英会話の学習メモ

日々、本当に勉強不足で、継続ができないのですが、英会話の記録を取っておきたいと思います。時々印象的なことがあったときだけ記録しようかなと思います。網羅的ではありません。(研究関係の話やリーディング的な話は書きません。) […]

読書メモ

佐々木実(2022)『今を生きる思想:宇沢弘文:新たなる資本主義の道を求めて』講談社現代新書.

経済学者宇沢氏の生い立ちや、アメリカでの研究生活、そこから日本に帰国しようとした経緯。 アメリカ時代から連なり、日本で「社会共通資本」のアイデアが生み出される流れなどがよく分かります。 マルクス経済学に惹かれながらも、ア […]

読書メモ

畑中章宏(2023)『今を生きる思想:宮本常一:歴史は庶民がつくる』講談社現代新書.

民俗学は文字以外のものによる伝承を文字化することからはじまる。その無字社会の分析において、宮本常一は「もの」を民俗学の入り口としたそうです。(p.4.)日本各地を練り歩き、各地の話を聞きに回る宮本常一の姿が何となく頭によ […]

読書メモ

佐藤智(2023)『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること』ディスカヴァー・トゥエンティワン.

感想メモです。 都内に暮らしていながら、首都圏の受験事情には全く疎く、今後の子育てどうするかなーと思って手に取った本書。結果から言えば「受験動向を知る」を言う意味では完全に当てが外れたのですが、書いている内容からは学んだ […]

読書メモ

長谷川宏(2018)『幸福とは何か:ソクラテスからアラン、ラッセルまで』中公新書.

目次は以下の通りです。 序章 幸福への問い第1章 古代ギリシャ・ローマの幸福感ー共同体と個人の分裂ー第2章 西洋近代の幸福論ー道徳と幸福の対立ー第3章 20世紀の幸福論ー大戦の時代にー終章 幸福論の現在 「幸福」のとらえ […]