2024年11月

読書メモ

過去の読書記録のメモ一覧

最近読んだ本の感想メモの情報です。(一部のみ掲載しています。) 2024年 【本119】キム・ジヘ著:尹怡景訳(2021)『差別はたいてい悪意のない人がする』大月書店. 【本118】今井むつみ(2024)『学力喪失:認知 […]

読書メモ

松井隆志(2024)『流されながら抵抗する社会運動:鶴見俊輔『日常的思想の可能性』を読み直す』現代書館.

『流されながら抵抗する社会運動』を読了。恥ずかしながら、鶴見俊輔に関するがっつりとした本を読むのは初めてだったが、鶴見俊輔の論を社会運動論として捉え、鶴見の思想の「後ろ向きさ」に現代の(特に若者にとっての)社会運動の示唆 […]

読書メモ

藤野豊(2006)『ハンセン病と戦後民主主義:なぜ隔離は強化されたのか』岩波書店.

『ハンセン病と戦後民主主義』を読了。戦後の日本において、「なぜ隔離が(戦前より)強化されたのか」が本書の最大のテーマ。19頁に「わたくしは、むしろ、戦後民主主義そのものが絶対隔離政策を求めていたと考える」とある。この意味 […]