2024年1月

映画メモ

【映画13】『アンタッチャブル』

映画『アンタッチャブル』を観た。禁酒法下シカゴで財務省特別捜査官らと暗黒街のアル・カポネらの戦いを描く。家族も家も狙われたり、街中が裏で繋がってたりと怖い。ただ、正義に見える組織が一枚岩ではないのは常かもしれず、犯罪と戦 […]

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【映画12】『ドリーム』

映画『ドリーム』を観た。米国初の地球周回軌道飛行を支えた黒人系女性達の物語。原題はHidden Figures。黒人コミュニティの楽しげな様子や温かい家庭生活の様子と、職場や街中での黒人差別の対比が際立っている。ジェンダ […]

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木下 理仁(2019)『国籍の?(ハテナ)がわかる本─日本人ってだれのこと? 外国人ってだれのこと?』太郎次郎社エディタス.

木下理仁『国籍の?(ハテナ)がわかる本』を読了。「○○人」の語をめぐる論点が整理されてる。例えば「日本人」「日本国民」の違い。様々な国の人が考える「○○人」の条件。国際結婚や子供の国籍(二重国籍含む)。日本で起こりやすい […]

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【映画11】『怒りの葡萄』

映画『怒りの葡萄』を観た。1930年代にオクラホマを追われた家族が、カリフォルニアに移住する物語。小作農や労働者の立場の弱さと、経営者側の理不尽さ、それでも前向に生きる家族の様子が印象的。移動中に描かれる西部各州の様子が […]

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【映画10】『はりぼて』

映画『はりぼて』を観た。コメディタッチな背景曲のもと、議員の不正発覚、謝罪、辞職等のオンパレードで、思わず(苦い意味で)笑ってしまう。市議会議員に切り込む報道関係者の様子は観ている側にも緊張を誘う。最後に自身の報道組織へ […]

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今尾 恵介(2016)『地図で解明! 東京の鉄道発達史』ジェイティビィパブリッシング.

今尾恵介『地図で解明!東京の鉄道発達史』を読了。東京の勤め人が増え、宅地が増え、人口が増え、ホワイトカラーや大学が増え、観光が増え…といった20世紀の歴史が鉄道史と路線図で学べる本。小田急ユーザーとして、「いっそ小田急で […]

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久保園梓(2023)『米国シカゴの市民性教育:子どものエンパワメントの視点から』東信堂.

久保園梓『米国シカゴの市民性教育:エンパワメントの視点から』を読了。実践とその政策的、理論的な背景を、現地調査の知見を踏まえ丁寧に論じている。個人的には、生徒が自分の声を発し、社会を分析し、協働するためのスキルの保障とサ […]

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千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太(2021)『ライディングの哲学:書けない悩みのための執筆論』星海社新書.

実用本ではないが、執筆の負荷を緩和してくれそうなノウハウが沢山あった。ただ、インプットからアウトプットの変換に苦労したり、何度も赤入れをして自分の意見を言語化する自分のスタイルとは少しニーズが違ったかも。でも、「書くこと […]

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ジェニファー・ラトナー=ローゼンハーゲン著:入江哲朗(2021) 『アメリカを作った思想:500年の歴史』筑摩書房.

『アメリカを作った思想』を読了。ヨーロッパとの差別化を目指し、先住民を他者化することで「アメリカらしさ」を整えていく過程が印象に残る。前提として、アメリカに特別感を当事者らが期待しており、保守化も、矛盾への自己批判も、ア […]

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【映画9】『エリジウム』

映画『エリジウム』を観た。世界が二分化され、一部の富裕層がスペースコロニー「エリジウム」で最高の医療、生活を実現し、人類の大多数は荒廃した地球で貧しく暮らす設定。AIによる治安維持やサービスがなされる怖さ、特権化された側 […]