映画メモ

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【映画40】『アメリカン・フィクション』

映画『アメリカン・フィクション』を見終えた。市場や大衆(それもマジョリティ側)が望む差別のステレオタイプ化された物語が持てはやされる風潮を、シニカルに描いた作品。「マイノリティ」「多様性」という語は日本でもだいぶ普及した […]

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【映画39】『すべてをかけて:民主主義を守る戦い』

映画『すべてをかけて:民主主義を守る戦い』を観た。この映画は社会科の教材研究に良い。一部の人しか投票できないのは昔のことと思われがちだが、この作品は、現代の民主主義国家において、マイノリティの人々や若者が投票しにくい選挙 […]

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【映画38】『バービー』

映画『バービー』を先日観た。テンポもデザインも設計されつくされていて、社会風刺感が抜群。終始笑ってしまうが、実は笑えない既視感のある何かであることは誰もが実感している感じ。 https://eiga.com/movie/ […]

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【映画37】『Traffic』

映画『Traffic』を観た。勉強になったが後味が悪い。アメリカとメキシコの場面の切り替わりが多く、麻薬ディーラー、麻薬乱用者、麻薬取締官など立場(裏切りも多い)も次々切り替わるので展開を追うのに必死。両国の需要と供給、 […]

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【映画35】『アルゼンチン1985:歴史を変えた裁判』

映画『アルゼンチン1985:歴史を変えた裁判』を観た。1985年に民主政府になった後に、軍事独裁政権に対して行った裁判を基にした作品。検事らへの嫌がらせや、軍事政権の悪事の惨さが印象に残る。時代の転換期に若手が役目を果た […]

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【映画34】『ハーヴェイ・ミルク』

映画『ハーヴェイ・ミルク』を観た。ゲイと公言して全米初の公職に選ばれたミルクの生涯を描いた作品。カミングアウトの不利益をなくす運動が多くの人に勇気を与えたであろうことは、彼の演説からも伝わってきた。暗殺後の評決含め、当時 […]

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【映画33】『青い山脈』

映画『青い山脈』を観た。1949年今井正監督。 学校での女生徒のトラブルをきっかけに広がる問題をめぐって、戦後の田舎の封建的な風土と闘う人々を描いている。「民主化」「自治」の語の光と影を感じる場面が多かった。映画ではハッ […]

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【映画32】『イン・ザ・ハイツ』

映画『イン・ザ・ハイツ』を観た。NYヒスパニック系移民街が舞台。ミュージカル映画のスピード感の中で、移民の歴史、街の一体感、根強い差別、ルーツへの想い等が、豊かに散りばめられている。「些細なことでいい。私たちの尊厳を示す […]

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【映画31】『レディ・バード』

映画『レディ・バード』を観た。今度の出張先を舞台にしてたので選んだ作品。この手の青春&ホームドラマ的映画を、親視点から半分以上見てしまう自分に気づく..。都会への憧れも、親への反発も、若者文化や性への関心も、どれも親も分 […]