『オッペンハイマー』を観た。オッペンハイマーへの尋問、ストローズの公聴会、過去回想が絡み合い、謎解きのような感覚。トリニティ作戦での歓喜は映画から分かる。後半で焦点化される、核兵器開発の論点とは別に、日本への描写に心が痛 […]
映画メモ
【映画45】『未来を花束にして』
『未来を花束にして』を観た。1910年代のイギリスで参政権を求めた女性たち、いわゆる「サフラジェット」の団体メンバーの姿を描いた作品。彼女たちの行動はある意味テロとも言えそうなのだが、不平等な社会秩序における市民としての […]
【映画44】『シビル・ウォー:アメリカ最後の日』
『シビル・ウォー:アメリカ最後の日』を観た。私が勝手に予想していたよりも、派手さは少なく、もの悲しさを感じる映画だった。 https://eiga.com/movie/101614/
【映画43】『プラトーン』
映画『プラトーン』を観た。オリバー・ストーン作。 アメリカ兵が現地住民に横暴する場面が辛い。同時に、兵士内の対立も含め、戦場で善悪の判断が出来なくなっていく様子が描かれる。最後に主人公が撃つ場面は驚いた。兵士の中に、アメ […]
【映画42】『キューポラのある街』
映画『キューポラのある街』を観た。1962年制作。埼玉県川口市が舞台。工業化と職人。組合の存在。志望校進学を断念して定時制高校進学を決める主人公(吉永小百合)。北朝鮮へ帰還する友人。苦しい中でも期待を抱き前進する登場人物 […]
【映画41】『おいしいコーヒーの真実』
映画『おいしいコーヒーの真実』を観た。支援を受けるよりも自立がしたい。そのためには貿易が必要だ、という現地の人々の声が印象に残る。アメリカの街中でコーヒーを飲む人々の姿が、この作品では痛々しく見える。消費者へ画面越しに訴 […]
【映画40】『アメリカン・フィクション』
映画『アメリカン・フィクション』を見終えた。市場や大衆(それもマジョリティ側)が望む差別のステレオタイプ化された物語が持てはやされる風潮を、シニカルに描いた作品。「マイノリティ」「多様性」という語は日本でもだいぶ普及した […]
【映画39】『すべてをかけて:民主主義を守る戦い』
映画『すべてをかけて:民主主義を守る戦い』を観た。この映画は社会科の教材研究に良い。一部の人しか投票できないのは昔のことと思われがちだが、この作品は、現代の民主主義国家において、マイノリティの人々や若者が投票しにくい選挙 […]
【映画38】『バービー』
映画『バービー』を先日観た。テンポもデザインも設計されつくされていて、社会風刺感が抜群。終始笑ってしまうが、実は笑えない既視感のある何かであることは誰もが実感している感じ。 https://eiga.com/movie/ […]
【映画37】『Traffic』
映画『Traffic』を観た。勉強になったが後味が悪い。アメリカとメキシコの場面の切り替わりが多く、麻薬ディーラー、麻薬乱用者、麻薬取締官など立場(裏切りも多い)も次々切り替わるので展開を追うのに必死。両国の需要と供給、 […]
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