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【映画35】『アルゼンチン1985:歴史を変えた裁判』

映画『アルゼンチン1985:歴史を変えた裁判』を観た。1985年に民主政府になった後に、軍事独裁政権に対して行った裁判を基にした作品。検事らへの嫌がらせや、軍事政権の悪事の惨さが印象に残る。時代の転換期に若手が役目を果た […]

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【映画34】『ハーヴェイ・ミルク』

映画『ハーヴェイ・ミルク』を観た。ゲイと公言して全米初の公職に選ばれたミルクの生涯を描いた作品。カミングアウトの不利益をなくす運動が多くの人に勇気を与えたであろうことは、彼の演説からも伝わってきた。暗殺後の評決含め、当時 […]

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【映画33】『青い山脈』

映画『青い山脈』を観た。1949年今井正監督。 学校での女生徒のトラブルをきっかけに広がる問題をめぐって、戦後の田舎の封建的な風土と闘う人々を描いている。「民主化」「自治」の語の光と影を感じる場面が多かった。映画ではハッ […]

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【映画32】『イン・ザ・ハイツ』

映画『イン・ザ・ハイツ』を観た。NYヒスパニック系移民街が舞台。ミュージカル映画のスピード感の中で、移民の歴史、街の一体感、根強い差別、ルーツへの想い等が、豊かに散りばめられている。「些細なことでいい。私たちの尊厳を示す […]

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【映画31】『レディ・バード』

映画『レディ・バード』を観た。今度の出張先を舞台にしてたので選んだ作品。この手の青春&ホームドラマ的映画を、親視点から半分以上見てしまう自分に気づく..。都会への憧れも、親への反発も、若者文化や性への関心も、どれも親も分 […]

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【映画30】『遥かなる帰郷』

映画『遥かなる帰郷』を観た。イタリア作家プリーモ・レーヴィが、アウシュヴィッツから帰郷するまでの記録を映画化した作品。解放された人々の、その後の帰路での表情や言葉からにじみ出るものを観る。作中で「神は存在しないと思う」と […]

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【映画29】『ダゲール街の人々』

映画『ダゲール街の人々』を観た。パリ・ダゲール通りの日々の様子と通りの人々の表情・声が、淡々と描かれる。出演者は皆役者ではないが、観ていると癒され、「生活する」意味を振り返らされる。通りの大半の人が農村出身で、様々な移動 […]

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【映画28】『遙かなる大地へ』

映画『遙かなる大地へ』を観た。面白かった。19世紀末にアイルランド→ボストン→オクラホマへと、苦労を乗り越え移動する主人公を描いた作品。移民、人種、階級の描写も、アメリカの夢と現実も、土地を持つことへの憧れも、描かれない […]

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【映画27】『活きる』

映画『活きる』を見た。1940~60年代の中国を描いた作品。チャ・イーモウ制作。国民党と共産党の対立や、文革による資本家、知識人等の処罰や社会変化をわかりやすく描いている。政治的文脈を背景に描き、映画の中心となるのは庶民 […]