金融教育に関する研究や論文も増えてきた中、手に取った本です。成人年齢が18歳になったことを意識しながら金融教育と消費者教育を関連付けて捉えています。また、ファイナンシャル・ウェルビーイングの概念を紹介しながら、個々人の投 […]
読書メモ
滝沢秀一(2025)『僕の仕事はごみ清掃員。』 (14歳の世渡り術シリーズ) 河出書房新社.
ごみ清掃員として働く著者の豊富なエピソードが面白いです。清掃員としての視点から、ごみの視点からし、ひとの生活や社会のあり方まで議論が広がる感じがよいです。読んで改めて思うのは、ごみも資源も処理するにはお金がかかるし、そこ […]
デニス・メドウズ他(2005年訳)『成長の限界 人類の選択』ダイヤモンド社.
1972年に『成長の限界』を著した著者らによる2002年に出た作品です。膨大なデータから今後起こりうる可能性をモデル化して示すアプローチは非常に迫力があります。 「われわれは地球の将来に関して、1972年の時点よりもずっ […]
上村剛(2024)『アメリカ革命:独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで』中公新書.
アメリカの植民地時代、革命期~19世紀初頭までの歴史を、近年の研究動向を踏まえて論じている本です。ニューイングランドへの入植からの、イギリスの支配からの抵抗と独立、初期の比較的弱い連邦政府の権限、などのよく知られるイメー […]
赤星晋作(2017)『アメリカの学校教育:教育思潮・制度・教師』学文社.
アメリカの教育についての特徴を概説した本。一冊で全体像を、という本は意外と少なく、その点でも参考になりました。 本書を読んでいて一番感じたのが、アメリカの教育制度が地方分権の理念を重視しているという点でした。そのことから […]
渡辺靖(2022)『アメリカとは何か:自画像と世界観をめぐる相剋』岩波新書.
トランプの登場以後、アメリカの自画像や世界観がそれ以前とどのように変化してきたのかを説明した本。共和党も民主党、従来の主流派が力を失い、共和党はトランプ化が進み、民主党が社会主義化が進んでいく様子が説明されている。地方政 […]
堀真一郎(2013)『きのくに子どもの村の教育: 体験学習中心の自由学校の20年』黎明書房.
和歌山県橋本市彦谷にある「きのくに子どもの村学園」。その学校の実践や理念を様々なエピソードとともに描いた本です。前半に出てくる「授業場面」の描写も面白く、教科とプロジェクトが連動し合っていることがよく分かります。また中盤 […]
授業づくりネットワーク編(2021)『探究する教室』学事出版.
探究学習について、代表的な事例、代表的な考え方、総合や教科や授業実践例、古典や参考文献など、一通りの情報がコンパクトに100頁ちょっとで詰まっている。毎度思うのですが、この編集・企画力は本当にすごいと思う。 個人的に、5 […]
ディラン・エヴァンズ(2005訳)『感情』(〈1冊でわかる〉シリーズ), 岩波書店.
本書のタイトルは「感情」だが、情動(emotion)の話を中心として論じられている(「感情」の方が読者のなじみがあるだろうということで、タイトルがそうなっているらしい。) 啓蒙主義の哲学者が情動を重視していたという話は、 […]
吉田寛・井上明人・松永伸司・マーティン・ロート編著(2025)『クリティカル・ワード ゲームスタディーズ 遊びから文化と社会を考える』フィルムアート社.
軽い気持ちで手に取った本だったのですが、思った以上にマニアックで、それゆえに分野・対象への情熱も伝わってくる本でした。本書にとって「ゲーム」が最も重要な概念・対象ですが、関連する重要な概念として「遊び」が何度も出てきて、 […]
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