読書メモ

読書メモ

加野佑弥(2024)『大学における能動的シティズンシップ教育の導入: 社会/政治参加へのセルフ・エフィカシー』法律文化社.

『大学における能動的シティズンシップ教育の導入』を読了。実践、政策、国際比較、質的研究など幅広くなされている。特に後半の質的研究で被調査者である学生の分析がなされる際に、変化した点、しなかった点、葛藤など非常に具体的で、 […]

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櫻井芳雄(2023)『まちがえる脳』岩波新書.

櫻井茂雄『まちがえる脳』を読了。脳内の意思決定が「究極の民主主義」(p.59.)だという点に衝撃を受ける。ニューロン同士の発火の連鎖の集合で意思が決まっていくというイメージを完全には掴み切れないが、見方が変わった気がする […]

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ジェームス・V・ワーチ著:田島信元他訳(2004)『心の声 新装版: 媒介された行為への社会文化的アプローチ』福村出版.

ジェームス・ワーチ『心の声』を読了。 私たちの選択を暗黙の内に拘束・規定するものとしての社会文化的な背景を対象化する意味を再確認するうえで、参考になった。心理学は詳しくないが、過去に読んだヴィゴツキー、エンゲストローム、 […]

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想田和弘(2013)『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』岩波ブックレット.

想田和弘『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』を読了。現代の若者や日本人に対して「思想信条の自由」とか「恐怖政治」等と言っても効き目がない感もあり、「紋切型ではない、豊かでみずみずしい、新たな言葉」を紡がないといけ […]

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富永京子(2019)『みんなの「わがまま」入門』左右社.

富永京子『みんなの「わがまま」入門』を久しぶりに再読了。中高生目線に届きそうなワードチョイス、具体的でユーモアもある事例選び(例:クリスマス粉砕デモ)、それでいて多くの人が抱えている葛藤を絶妙に描写するタッチが素晴らしい […]

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山岡 淳一郎(2016)『長生きしても報われない社会:在宅医療・介護の真実』ちくま新書.

山岡淳一郎『長生きしても報われない社会』を読了。暗めの本だが、介護や高齢者ケアをめぐる現実を知るうえでの情報として(仮に煽り気味な部分があるとしても)参考になる。やはり、国民年金だけで生活する苦しさを意識させられた。高齢 […]

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飯田高他顕著(2023)『世の中を知る、考える、変えていく: 高校生からの社会科学講義』有斐閣.

飯田高他編著『世の中を知る、考える、変えていく』を読了。高校生向けに、テーマ別(「環境」「貧困」「テクノロジー」「ジェンダー」)で、社会科学の諸学問の関心とアプローチを述べる構成が面白い。経済学と社会学の対比が際立ってい […]

読書メモ

野中郁次郎・紺野登(1999)『知識経営のすすめ: ナレッジマネジメントとその時代』ちくま新書.

野中郁次郎・紺野登『知識経営のすすめ』を読了。本書の出版後の情報技術の進展もあり、今の最新情報ではないのかもしれないが、勉強になった。教育畑の自分にとって「知識とは何か」「個と集団の関係」あたりに絶えず興味惹かれた。 知 […]

古典メモ

安井俊夫(1985)『学びあう歴史の授業:知る楽しさを生きる力へ』青木書店.

安井俊夫『学びあう歴史の授業』を読了。楽しい授業、主権者を育てる授業、共感を大切にする授業など、著者のこだわりが絡まり合い、読みごたえがある。改めて読んで、著者が、具体的な当時の人の視点に立って、その時代の「しくみ」を捉 […]