様々な気付きを与えてくれる本でした。 事例として詳述されているユースセンターの運営方法で「施設におけるあらゆる活動をできるだけ若者主導とするように徹底されている点」(p.99.)や、「若者は自分たちの問題に関しての専門家 […]
読書メモ
佐藤智(2023)『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること』ディスカヴァー・トゥエンティワン.
感想メモです。 都内に暮らしていながら、首都圏の受験事情には全く疎く、今後の子育てどうするかなーと思って手に取った本書。結果から言えば「受験動向を知る」を言う意味では完全に当てが外れたのですが、書いている内容からは学んだ […]
向後千春(2012)『いちばんやさしい教える技術』永岡書店.
本書は、「上手く教えるための技術と科学を扱う」「インストラクショナルデザイン」の専門の研究者(p.30)によって書かれた本です。 学校や会社、家庭など様々な場面を想定しつつ、教え方の技術を論じています。運動スキル、認知ス […]
長谷川宏(2018)『幸福とは何か:ソクラテスからアラン、ラッセルまで』中公新書.
目次は以下の通りです。 序章 幸福への問い第1章 古代ギリシャ・ローマの幸福感ー共同体と個人の分裂ー第2章 西洋近代の幸福論ー道徳と幸福の対立ー第3章 20世紀の幸福論ー大戦の時代にー終章 幸福論の現在 「幸福」のとらえ […]
千葉雅也(2022)『現代思想入門』講談社現代新書.
目次は以下の通りです。 はじめに 今なぜ現代思想か第一章 デリダ――概念の脱構築第二章 ドゥルーズ――存在の脱構築第三章 フーコー――社会の脱構築第四章 現代思想の源流――ニーチェ、フロイト、マルクス第五章 精神分析と現 […]
橘髙佳恵(2023)『オープン・エジュケーションの本流:ノースダコタ・グループとその周辺』東信堂.
目次は以下の通りです。 序 章 主題と方法第1章 1960 年代から1990 年代における進歩主義教育の展開第2章 文化剥奪論を越えて第3章 子どもの作品と姿に学ぶ第4章 進歩主義教育者のネットワーク第5章 新たな公教育 […]
宮本みち子・佐藤洋作・宮本太郎編著(2021)『アンダークラス化する若者たち:生活保障をどう立て直すか』明石書店.
第1章 若者問題とは何か第2章 若者世界の分断と高校教育の変容―社会的階層移動から社会的格差の再生産へ第3章 リスクを抱えた若者のキャリア形成支援―10代後半の若者を中心に第4章 若者施策としての就労支援第5章 アンダー […]
野口敏(2013)『誰とでも15分以上 川がとぎれない!話し方 そのまま話せる! お手本ルール50』すばる舎.
こういう類の本は基本紹介しないのですが、雑談やコミュニケーションのあり方を考える上で、少しだけメモしておきます。 本書を読んで印象に残った点は三点です。 一点目は、この本で書かれているコミュニケーションの基本として、「情 […]
山内道雄・岩本悠・田中輝美(2015)『未来を変えた島の学校:隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦』岩波書店.
目次は以下の通りです。 序章 出航前夜第1章 乗船第2章 三方よし第3章 ヒトツナギ第4章 時化第5章 宜候第6章 燈火終章 志を果たしに 過疎化、人口減少が喫緊の課題として迫る隠岐海士町にある島前高校の学校改革の様子が […]
坂東俊矢・細川幸一(2014)『18歳から考える消費者と法(第2版)』法律文化社.
目次は以下の通りです。 第1部 現代の経済社会で生きるとは?第2部 取引被害から消費者法を考える第3部 安全から消費者法を考える第4部 消費者本位の社会実現のために 消費者法に関する意義や、事例などについて、初学者でも分 […]
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