読書メモ

読書メモ

アマンダ・リプリー (2024訳)『High Conflict:よい対立 悪い対立 :世界を二極化させないために』ディスカヴァー・トゥエンティワン.

 面白かった。意見の対立する議論が行われる際に、「二項対立」的に議論を重ねてしまうと、対立がエスカレートして、相手に対する反感や嫌悪感がどんどん増していく「不健全な対立」となることが示されている。そのような対立は、仮にお […]

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ダニエル・ゴールマン、ピーター・センゲ著(2022訳)『21世紀の教育:子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点』ダイヤモンド社.

「社会性と感情の学習(SEL」の重要性を説きつつ、その可能性を広い視野で論じている本だった。本書の原題にもある「トリプルフォーカス」において注目すべき三点とは、「自己」「他者」「社会」だという。その中でとりわけ「自分が自 […]

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上野泰也(2018)『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』かんき出版.

円高、円安とかの前にそもそも為替って何?という問いに対して丁寧に答えるところから始まるのが印象的。景気と為替の関係や、GDPと為替の関係など、他の視点と関連付けて考えられるのも本書の強みか。戦後のドル/円レートの変化が、 […]

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児玉真美(2013)『死の自己決定権のゆくえ:尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植』大月書店.

研究者でもあり、重度心身障害当事者の親でもある著者によって書かれた本。尊厳死などの傷害と死に密接にかかわる論点の海外動向などを詳細に示している。同時に、当事者としての体験やエピソード、過去の想いなども豊富に載っており、か […]

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呉座勇一(2025)『真説 豊臣兄弟とその一族』幻冬舎新書.

時代劇などを中心に、ある程度のイメージが決まってしまっている歴史人物像を再検討していく本。実証的な裏付けという点では、秀吉の「貧しい農民出身」という出自すら意外とはっきりしないという点には最初から驚いた。有名な一夜城の話 […]