読書メモ

古典メモ

谷川彰英(1988)『柳田国男と社会科教育』三省堂.

谷川彰英『柳田国男と社会科教育』を読了。戦後教育を考える際に、社会にしても道徳にしても、戦後以前に日本にあったものを再発見・吟味していくべき、という立場が特徴的。これは宮本常一含め、民俗学ルーツの特徴なのかも。谷川氏の地 […]

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平田オリザ(2012)『わかりあえないことから:コミュニケーション能力とは何か』講談社現代新書。

目次は以下の通りです。 第1章 コミュニケーション能力とは何か?第2章 喋らないという表現第3章 ランダムをプログラミングする第4章 冗長率を操作する第5章 「対話」の言葉を作る第6章 コンテクストの「ずれ」第7章 コミ […]

読書メモ

佐藤隆之(2018)『市民をつくる学校:アメリカ進歩主義教育の実験』勁草書房.

目次は以下の通りです。 はしがき序章 アメリカ進歩主義教育における市民育成の実験第一章 「主体的市民」を育てる――ホーレスマン初等部における実験第二章 ホーレスマン・スクールの教育環境――市民育成の舞台第三章 市民性プロ […]

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津止正敏(2021)『男が介護する―家族のケアの実態と支援の取り組みー』中公新書.

介護に携わる男性の生活の実態や関係者の思い、そこから見える日本社会の今後の展望などが描かれています。 論点は制度面から歴史、他国の状況など、多岐にわたっているのですが、感情移入しそうになるようなエピソードが豊富に語られて […]

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鷲田清一(2006)『「待つ」ということ』株式会社KADOKAWA.

「待つ」という言葉の意味を、広げたり、新たなものにしてくれる本だと感じました。以下、要約というよりも完全に私が本書から感じたことなのですが、記録しておきます。 一般的な「待つ」を超えた見方が、本書から学ぶことができます。 […]

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角田将士(2023)『学校で戦争を教えるということー社会科教育は何をなすべきかー』学事出版.

目次は以下の通りです。 第1章 なぜ「戦争と平和」を社会科で教えることが必要なのか第2章 社会科において「戦争と平和」はどのように教えられてきたのか第3章 「戦争と平和」をテーマにした社会科授業づくりのポイント第4章 「 […]

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井手英策(2017)『財政から読み解く日本社会―君たちの未来のためにー』岩波ジュニア新書.

財政とは何か?という問題を、日本社会の根幹にかかわる問題なのだということを、わかりやすく論じている本です。 目次は以下の通りです。 第1章  財政のレンズをとおして社会を透視しよう。第2章  小さな政府はどのようにつくら […]