https://amzn.asia/d/ccE7y37 『中動態の世界』を読了。行為の能動性/受動性の区別が本当にできるのかを問い、「中動態」の概念をヒントに、様々な言語や思想を分析し、自由のあり方を論じた本だった。中盤 […]
読書メモ
藪下遊・髙坂康雅(2022)『「叱らない」が子どもを苦しめる』ちくまプリマー新書.
https://amzn.asia/d/eNpQxtg 『「叱らない」が子どもを苦しめる』を読了。日頃、私が手に取らないタイプの本なのだけど、知り合いから勧められて読んだ。色々と考えさせられる。 私の理解としては、本書で […]
伊藤真(2009)『なりたくない人のための裁判員入門』幻冬舎新書.
https://amzn.asia/d/9JSheVa 『なりたくない人のための裁判員入門』を読了。総論としての司法への市民参加の意義を整理しつつ、裁判員制度の議論の不足や問題点を多方面から説明し、仮に裁判員に選ばれた際 […]
塚原久美(2022)『日本の中絶』ちくま新書.
https://amzn.asia/d/iy9IH5r 『日本の中絶』を読了。アメリカの友人と、中絶論争について意見交換する前に、日本の文脈を理解しようと思ってこの本を手に取った。とても勉強になった。宗教的な倫理観を根底 […]
Fallace, T.D.(2018). In the Shadow of Authoritarianism: American Education in the Twentieth Century. Teachers College Press.
https://amzn.asia/d/d6v8IHO 『In the Shadow of Authoritarianism』を読了。19世紀末から1980年代頃までのアメリカ教育史を、プロパガンダ、教化、権威主義などの […]
諸富徹(2024)『税と社会保障:少子化対策の財源はどうあるべきか』平凡社新書.
https://amzn.asia/d/cnEY30O 『税と社会保障』を読了。本の帯に、社会保険料か消費税かではない第三の選択肢を考えるとある。特に少子化対策に注目し、少子化対策を補強するための財源をあり方を論じた本。 […]
南川文里 (2007)『「日系アメリカ人」の歴史社会学:エスニシティ、人種、ナショナリズム』彩流社.
https://amzn.asia/d/6Gy2ziq 『「日系アメリカ人」の歴史社会学』を読了。本書は歴史社会学の立場から、エスニシティを特定の社会的文脈(空間や時間等)や社会関係において構築されると捉える。20世紀初 […]
瀬川拓郎(2015)『アイヌ学入門』講談社現代新書.
https://amzn.asia/d/7KtYao3 『アイヌ学入門』を読了。アイヌの人々を「自然と共生する民」と捉えることが一面的であると指摘し、アイヌの人びとが、閉じた世界に暮らしていたのではなく、異民族との交易や […]
ダイアナ・E・ヘス著:渡部竜也・岩崎圭祐・井上昌善監修(2021)『教室における政治的中立性:論争問題を扱うために』春風社.
https://amzn.asia/d/b1KlI5X 『教室における政治的中立性』を再読了。論争問題学習のあり方や論点を、アメリカの学校調査データを豊富に交えて論じている。私の周りでも、「大人でも難しい論点を子どもが話 […]
戸谷 洋志(2023)『SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ』創元社
https://amzn.asia/d/b54G8rf 『SNSの哲学』を読了。SNSに焦点を当て、承認、時間、言葉、偶然性、連帯のキーワードから論じている。一番印象に残ったのは、SNSによって、私的領域と公的領域の境目 […]
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