https://amzn.asia/d/2mTBjyI 『Transition in American Education』を読了。アメリカ教育社会史を各論で論じた感じの本。論点は多岐で勉強になった。「昔のアメリカは民族 […]
読書メモ
探究学習研究会他編(2024)『「探究学習」とはいうけれど―学びの「今」に向き合う―』晃洋書房.
https://amzn.asia/d/8Y3cVvF 『「探究学習」とはいうけれど』を読了。とても良かった。探究学習を実践・運営する際に起こりがちな「モヤモヤ」に学問的知見をもとに答えようとしている本。印象に残ったのは […]
石井英真編著(2022)『高等学校 真正(ほんもの)の学び、授業の深みー授業の匠たちが提案するこれからの授業』学事出版.
https://amzn.asia/d/86MZaKw 『高等学校 真正の学び、授業の深み』を読了。計20個の実践は、本格派・重量級で、「授業の匠」という副題を実感。それぞれは個々の教師の実践紹介だが、編者の石井先生の論 […]
八田幸恵・渡邉久暢(2023)『深い理解のために 高等学校 観点別評価入門』学事出版.
https://amzn.asia/d/0U4UQXE 『深い理解のために 高等学校 観点別評価入門』を読了。この本は、高校関係者以外も読むべきだと思った。特に良い点は、よくある教員の不安に一つ一つ答える形式と、主体的に […]
黒川みどり(2021)『被差別部落認識の歴史:異化と同化の間』岩波書店.
https://amzn.asia/d/e1yZ7qB 『被差別部落認識の歴史』を読了。従来の部落史研究と異なり、本書では民衆による差別の意識や論理、それと日本社会の構造の結びつきを明らかにしていく。その視点は、明治初期 […]
佐藤千登勢(2013)『アメリカ型福祉国家の形成:1935年社会保障法とニュ-ディ-ル』筑波大学出版会.
https://amzn.asia/d/5DCVDGr 『アメリカ型福祉国家の形成』を読了。ニューディール政策の一環として制定されたアメリカの社会保障法。個人主義が重視されるアメリカにおける社会保障制度が誕生した時代の光 […]
根本彰(2024)『図書館教育論:学校図書館の苦闘と可能性の歴史』東京大学出版会.
https://amzn.asia/d/2B4nJAF 『図書館教育論』を読了。日本の学校図書館研究の抱えるジレンマや、複数の論点が歴史的に浮かび上がる本だった。学校図書館法が1953年に制定され、司書教諭を「当面の間、 […]
大井赤亥(2021)『現代日本政治史:「改革の政治」とオルタナティヴ』ちくま新書.
https://amzn.asia/d/a1OwK9b 『現代日本政治史』を読了。冷戦構造が終わった日本では「保守と革新」の対立構造が終わり、革新が衰退し、その後の大半の政局が「守旧保守」と「改革保守」の対立だったことを […]
林田敏子(2013)『戦う女、戦えない女: 第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ』人文書院.
https://amzn.asia/d/1Vzl3FS 『戦う女、戦えない女』を読了。第一次大戦下の主にイギリスで、「男の聖域」とされた諸分野に女性が参画し、同時に葛藤/排除の論理と交錯する過程を詳述。市民権が性差と階級 […]
松下良平(2011)『道徳教育はホントに道徳的か?: 「生きづらさ」の背景を探る』日本図書センター.
https://amzn.asia/d/huu4sYh 『道徳教育はほんとに道徳的か?』を再読了。印象に残るのは、明治以後の道徳教育の本質を「反利己主義、利他主義」とし、その根本に「市場モラル」への要請があり、国家主義は […]
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