根本先生の著書『図書館教育論』を読んだ際に、日米の学校図書館の歴史を比較する意義を強く感じたのですが、この本でも、歴史的なアプローチの強みを感じました。 その上で、幾つか気付いた点を記録しておきます。 日米比較をした場合 […]
読書メモ
南川文里(2024)『アファーマティブ・アクション:平等への切り札か、逆差別か』中公新書.
南川先生の本は既に何冊か読ませていただいていますが、アファーマティブアクションの歴史や現在を理解するうえで、とても勉強になりました。いくつか感想をメモしておきます。 一つは、制度的人種主義とは何か?という視点は今も有効で […]
渡辺 貴裕(2026)『教師のためのリフレクションと対話:「やってみての気づき」を授業検討会や校内研究に活かす』日本標準.
渡辺貴裕先生の著書はこれまでにも拝読させていただき、模擬授業の場を重視するスタイルや、コルトハ―ヘンのALACTモデルをベースにお話されている論理構成も含め、大変勉強になると共に、非常に共感して読むことが多かったです。本 […]
伊藤実歩子編(2020)「変動する大学入試:資格か選抜かヨーロッパと日本』大修館書店.
ヨーロッパ諸国の大学入試制度の実態や、制度的な葛藤を論じた本でした。日本の入試制度や学校文化を問い直す上で、勉強になります。 いくつか印象に残った点をメモしておきます。 第一に、国にも寄りますが、口述試験の重要性が意識さ […]
傘木宏夫(2021)『再生可能エネルギーと環境問題:ためされる地域の力』自治体研究社.
再生可能エネルギーと地域との関係に焦点を当てて、論じられている本でした。 地域経済の活性化の観点から、以下のように第一章に示されています。 再生可能エネルギーの生産には、原動力となる資源が生産拠点の近くで豊富にとれるこ […]
青木美希(2026)『それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー』文春新書.
タイトルにもあるように、なぜ再生可能エネルギーが日本でなかなか広がらず、脱原発が進まないのか、について論じられています。 世界的には、再エネの普及及び持続可能な利用を促進する国際再生可能エネルギー機関 (IRENA)が2 […]
山井和則・斉藤弥生(1994)『体験ルポ 日本の高齢者福祉』岩波新書.
高齢者介護の様々な施設を取材した記録です。当時はまだ介護保険制度はありません。それゆえに、介護の公的負担をめぐる論争性を、この本の中に見ることができます。例えば以下のような指摘です。 高齢社会の福祉ビジョンの議論をすると […]
山崎 史郎(2017)『人口減少と社会保障:孤立と縮小を乗り越える』中公新書.
先日読んだ『人口戦略法案』と同時期に同じ著者から出た本として比較しながら読むと味わい深かったです。 社会保険方式と税方式に関しては、やはり両方の長短所、特に社会保険方式の長所が「負担と給付の結びつき」(p.68.)にある […]
人口戦略会議(2024)『地方消滅2:加速する少子化と新たな人口ビジョン』中公新書.
『地方消滅』(2014)の10年後に出た続編の本です。この10年の動向を踏まえて、「消滅可能性自治体」を再度検討しています。その結果は、「今回の分析においては人口減少が改善する結果となっている」(p.16.)と述べられつ […]
増田寛也(2014)『地方消滅:東京一極集中が招く人口急減 」中公新書.
センセーショナルな内容ですが、日本の急激な人口減少、都市と地方の変化する未来を、大胆に描いた本です。 2010年から14年にかけての「20~39歳に女性人口」の減少に、「自然増減」と「社会増減」のいずれが影響しているかを […]
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