読書メモ

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田中俊之(2019)『男子が10代のうちに考えておきたいこと』岩波ジュニア新書.

『男子が10代のうちに考えておきたいこと』を読了。男性学の視点から若い男性に問いかける本。「昨日寝てないわ~」「(試験前に)勉強してないわ~」の台詞は、自らの<男らしさ>を主張しているという話に思わず苦笑い。「進学校って […]

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齋藤眞宏他編(2024)『セルフスタディを実践する: 教師教育者による研究と専門性開発のために』学文社.

『セルフスタディを実践する』を読了。セルフスタディの特性は「協働的エンパワーメントである」(p.287.)という言葉が良い。セルフスタディにも様々に目的や方法があると実感。目的も、実践改善、価値観の探究、実践者集団の課題 […]

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遠藤正敬(2024)『戸籍と国籍の近現代史【第3版】――民族・血統・日本人』明石書店.

『戸籍と国籍の近現代史【第3版】』を読了。こういう内容こそ、日本のシティズンシップ教育で扱うべきなんだと思う。なぜ私たちは、戸籍の身分登録を必要とされ、個人の登録だけではダメなのか。マイナンバーが普及したら、戸籍制度は必 […]

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坂本旬他著(2022)『デジタル・シティズンシップ プラス: やってみよう! 創ろう! 善きデジタル市民への学び』大月書店.

『デジタル・シティズンシップ+』を読了。情報モラル教育と違いを強調しつつ、テクノロジーの良い面と悪い面を見極め、その両面と向き合う(悪い面だけを強調しない)学習者の育成を目指している印象。使いこなすスキル・知識習得の場を […]

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ライフサイエンス(2019)『関東と関西 ここまで違う! おもしろ雑学』三笠書房.

『関東と関西:ここまで違う!おもしろ雑学』を読了。明確な引用・参照情報がなく、「○○な説の可能性」が並ぶので信用しきれないが、こういう本は読んでて楽しい。関西のパン購入金額が関東より高い背景や、味付けの濃い・薄いの背景に […]

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大畑裕嗣編(2024)『社会運動の社会学』有斐閣.

『社会運動の社会学』を読了。なぜ人びとは社会運動を起こすのか。同じく不満を抱えていても、なぜ運動がおこる地域と起こらない地域があるのか。こういった問いを軸に構成されている。社会運動の多様な種類や社会運動の生起条件を説明す […]

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小松理虔(2021)『地方を生きる』ちくまプリマー新書.

『地方を生きる』を読了。著者のバイタリティに驚くしかないが、元々は地元に興味がなかった著者が、様々な経験を経て興味を持つに至る流れが良かった。キーワードは「面白がる」。目的志向に動くのではなく、結果として出てくるもの(エ […]