https://amzn.asia/d/42l2PAc 『親米と反米』を読んだ。戦後日本の体制・文化が基本的には親米的なものであったとした上で、「『親米』日本」が歴史的に形成される経緯や、戦後史上での反米意識と親米意識の […]
読書メモ
谷口雄太(2021)『分裂と統合で読む日本中世史』山川出版社.
https://amzn.asia/d/2KVliLg 『分裂と統合で読む日本中世史』を読んだ。歴史学研究において、網野善彦氏の解釈が出てきた研究史的文脈やそのインパクト、その後の中世史研究の動向を大まかに把握する上で大 […]
日本教師教育学会監修(2024)『大学における教員養成の未来: 「グランドデザイン」の提案』学文社.
https://amzn.asia/d/chyPRbI 『大学における教員養成の未来』を読んだ。実践的指導力の育成はもとより、教職コアカリキュラムの策定などが進む中で、大学における教員養成のビジョン、更にいえば、教育学の […]
デレック・ヒーター著:田中俊郎・関根政美訳(2012)『市民権とは何か』 (岩波人文書セレクション) 岩波書店.
https://amzn.asia/d/38zuF90 『市民権とは何か』を読みました。何度も読み直してしまう本。市民性の教育の歴史を考える上で、古代から続く共和主義的な市民権の論点と後発する自由主義的な市民権の交差する […]
小国喜弘(2023)『戦後教育史:貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで』中公新書.
『戦後教育史』を読んだ。戦後教育史を、いくつかのトピック的な視点から論じている。現代史も手厚い内容。 戦後初期の教育を支える背景の混乱、困難さが伝わってくる記述が多い。孤児、浮浪児、減らない身売りの話(p.43.)はその […]
黒澤英典(2006)『私立大学の教師教育の課題と展望:21世紀の教師教育の創造的発展をめざして』学文社.
https://amzn.asia/d/7ThsiRf 『私立大学の教師教育の課題と展望』を読んだ。私立大学の教職課程改革に尽力してきた著者が、戦後の教員養成政策・制度を様々な角度から論じ、かつ、1988年、1998年の […]
本田由紀(2021)『「日本」ってどんな国?:国際比較データで社会が見えてくる』ちくまプリマー新書.
『「日本」ってどんな国?』を読んだ。家族、ジェンダー、学校、友達、経済/仕事、政治/社会運動などの様々なトピックに基づきながら、国際比較データの分析で日本の実態を浮かび上がらせようとしている本。 改めて再認識した点や、初 […]
渡部竜也(2024)『大学の先生と学ぶ はじめての公共』KASOKAWA.
https://amzn.asia/d/irz0NN5 『大学の先生と学ぶはじめての公共』を読んだ。教育の理論を語っている場面もあるが、基本的には「公共」の全範囲の教育内容を高校生に対して論じた本で、著者の教科内容理解が […]
岩田康之(2022)『「大学における教員養成」の日本的構造:「教育学部」をめぐる布置関係の展開』学文社.
https://amzn.asia/d/aLLGuMI 『「大学における教員養成」の日本的構造』を読んだ。印象に残るのは、「開放制」概念の揺らぎが、とりわけ現代の市場原理や規制緩和の文脈の中でより顕著になっている点だった […]
北原モコットゥナシ・田房永子(2023)『アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』303BOOKS.
https://amzn.asia/d/4uUgXBf 『アイヌもやもや』を読んだ。読みやすい漫画と、概念的・学問的な説明、アイヌに関わる様々な「モヤモヤ」するエピソードの具体性など、情報豊富で勉強になった。「○○に会っ […]
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