https://amzn.asia/d/a1OwK9b 『現代日本政治史』を読了。冷戦構造が終わった日本では「保守と革新」の対立構造が終わり、革新が衰退し、その後の大半の政局が「守旧保守」と「改革保守」の対立だったことを […]
読書メモ
林田敏子(2013)『戦う女、戦えない女: 第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ』人文書院.
https://amzn.asia/d/1Vzl3FS 『戦う女、戦えない女』を読了。第一次大戦下の主にイギリスで、「男の聖域」とされた諸分野に女性が参画し、同時に葛藤/排除の論理と交錯する過程を詳述。市民権が性差と階級 […]
松下良平(2011)『道徳教育はホントに道徳的か?: 「生きづらさ」の背景を探る』日本図書センター.
https://amzn.asia/d/huu4sYh 『道徳教育はほんとに道徳的か?』を再読了。印象に残るのは、明治以後の道徳教育の本質を「反利己主義、利他主義」とし、その根本に「市場モラル」への要請があり、国家主義は […]
柴那典(2021)『平成のヒット曲』新潮新書.
https://amzn.asia/d/dbbP3b5 『平成のヒット曲』を読了。各時代の代表曲とその社会背景を描くバランスが良い。平成を「ミリオンセラーの時代」(1990年代)、「スタンダードソングの時代」(2000年 […]
金春喜(2020)『「発達障害」とされる外国人の子どもたち:フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り』明石書店.
https://amzn.asia/d/9kxI5gI 『「発達障害」とされる外国人の子どもたち』を読了。 日本の学校に通う外国人生徒が「発達障害」と疑われ、発達検査を経て「発達障害」と認定され、特別支援学校に進学する経 […]
森達也(2023)『虐殺のスイッチ:一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?』筑摩書房.
https://amzn.asia/d/8psinYz 『虐殺のスイッチ』を読了。森映画監督が書いた本。映画「福田村事件」と繋がる問題意識は鮮明に分かる。印象的なのは、善人だから殺さないのではない。悪人だから殺すのではな […]
柘植雅義(2013)『特別支援教育:多様なニーズへの挑戦』中公新書.
https://amzn.asia/d/8fdiCZo 『特別支援教育 – 多様なニーズへの挑戦』を読了。障害の種類や程度」に注目してきた特殊教育と、一人一人をより多面的総合的に見ていこうとする特別支援教育。 […]
渡部竜也(2024)『教室で論争問題を立憲主義的に議論しよう:ハーバード法理学アプローチ』東信堂.
https://amzn.asia/d/0tt94co 『教室で論争問題を立憲主義的に議論しよう』を読了。ハーバード法理学アプローチの理論的な考察と、日本での同アプローチに基づく実践調査結果が詳述されている。ハーバード法 […]
佐藤良明(2019)『ニッポンのうたはどう変わったか: 増補改訂 J-POP進化論』平凡社.
https://amzn.asia/d/56RVxvt 『ニッポンのうたはどう変わったか』を読了。20世紀後半に日本で流行した歌とそのルーツ、異文化起源のうたと混ざり合いのプロセスが分かって面白い。江戸時代からあった日本 […]
岡野八代(2024)『ケアの倫理:フェミニズムの政治思想』岩波新書.
https://amzn.asia/d/gSlpsdm 『ケアの倫理』を読了。読み進めるだけで、日々の葛藤や後ろめたい思いに刺さる。と同時に、誰もが脆弱性(ヴァルネラビリティ)のある存在だと捉えることや、誰もがケアし/ケ […]
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