読書メモ

読書メモ

ネル・ノディングス/ローリー・ブルックス著:山辺恵理子他訳(2023)『批判的思考と道徳性を育む教室:「論争問題」がひらく共生への対話』学文社.

https://amzn.asia/d/aH5faCl 『批判的思考と道徳性を育む教室』を読了。 本書で「最も重要な主張は、批判的思考は道徳的責務・関与によって支えられなければならないということ」(p.7.)と述べている […]

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松井隆志(2024)『流されながら抵抗する社会運動:鶴見俊輔『日常的思想の可能性』を読み直す』現代書館.

『流されながら抵抗する社会運動』を読了。恥ずかしながら、鶴見俊輔に関するがっつりとした本を読むのは初めてだったが、鶴見俊輔の論を社会運動論として捉え、鶴見の思想の「後ろ向きさ」に現代の(特に若者にとっての)社会運動の示唆 […]

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藤野豊(2006)『ハンセン病と戦後民主主義:なぜ隔離は強化されたのか』岩波書店.

『ハンセン病と戦後民主主義』を読了。戦後の日本において、「なぜ隔離が(戦前より)強化されたのか」が本書の最大のテーマ。19頁に「わたくしは、むしろ、戦後民主主義そのものが絶対隔離政策を求めていたと考える」とある。この意味 […]