https://amzn.asia/d/aLLGuMI 『「大学における教員養成」の日本的構造』を読んだ。印象に残るのは、「開放制」概念の揺らぎが、とりわけ現代の市場原理や規制緩和の文脈の中でより顕著になっている点だった […]
読書メモ
北原モコットゥナシ・田房永子(2023)『アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』303BOOKS.
https://amzn.asia/d/4uUgXBf 『アイヌもやもや』を読んだ。読みやすい漫画と、概念的・学問的な説明、アイヌに関わる様々な「モヤモヤ」するエピソードの具体性など、情報豊富で勉強になった。「○○に会っ […]
有田和正(2005)『教科書の使い方を変え子どもに力をつける』明治図書.
https://amzn.asia/d/iHPMzkw 『教科書の使い方を変え子どもに力をつける』を読んだ。有田氏が「『教科書を教えること』に徹すること」を主張する意味に興味惹かれた。有田氏にとって「教科書を教える」とは […]
宗實直樹(2024)『「発問」のデザイン:子どもの主体性を育む発想と技術』明治図書.
https://amzn.asia/d/dWTX2Wt 『「発問」のデザイン』を読んだ。著者の読書量、引用される知見の広さに脱帽。「発問」の論点を網羅的に書いている点が本書の最大の強みだと感じるが、同時に、授業の骨格的な […]
宮入恭平(2015)『J−POP文化論』彩流社.
https://amzn.asia/d/3JOa3XA 『J-POP文化論』を読んだ。一番面白かったのは、J-POPの政治性に関する考察。1960年代ロックを代表格に、「音楽ジャンルがアイデンティティを表す時代」から、1 […]
松波めぐみ(2024)『「社会モデルで考える」ためのレッスン:障害者差別解消法と合理的配慮の理解と活用のために』生活書院.
https://amzn.asia/d/aMyjfsl 『「社会モデルで考える」ためのレッスン』を読んだ。 障害者差別解消法や、「合理的配慮」、「社会モデル」等についてじわじわと理解を深められるエッセーが並んだ本。個人的 […]
関東地区私立大学教職課程研究連絡協議会編(2010)『関私教協 30年の歩み』芳文社.
『関私教協 30年の歩み』を読んだ。関東地区私立大学教職課程研究連絡協議会(通称、関私教協)の創設から30年の流れを創設メンバーへのインタビューや、当時の記録資料を収集整理し、基礎情報を示した本。私が不勉強な面もあるが、 […]
山下達也(2020)『学校教員たちの植民地教育史:日本統治下の朝鮮と初等教員』風響社.
https://amzn.asia/d/0tquhsd 『学校教員たちの植民地教育史』を読んだ。日本統治下朝鮮において、初等学校の教員を取り巻く環境や役割を論じている。主に普通学校における朝鮮人教員と日本人教員が混在する […]
北川知子(2022)『日本統治時代・朝鮮の「国語」教科書が教えてくれること』風響社.
https://amzn.asia/d/0kgJo3G 『日本統治時代・朝鮮の「国語」教科書が教えてくれること』を読んだ。国語教育で著名な芦田恵之助が植民地期朝鮮で教科書編纂に関わったことに焦点を当て、日本統治下の朝鮮に […]
キャロル・ギリガン著:小西真理子他訳(2023)『抵抗への参加:フェミニストのケアの倫理』晃洋書房.
https://amzn.asia/d/8ywJWBa 『抵抗への参加』を読んだ。本書における「抵抗」とは、家父長制文化への抵抗であり、その文化への違和感をもたないようにと促そうとする社会から、「声を奪われる」ことへの抵 […]
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