https://amzn.asia/d/6nLwMbE 『蠅の王』を読みました。日頃あまり小説は読まないのですが、色々と考えさせられる作品でした。仮に本書に、個人的に裏タイトルをつけるとすれば、「ルールと暴力」ではないか […]
読書メモ
岩下誠ほか編(2020)『問いからはじめる教育史』有斐閣.
https://amzn.asia/d/c6hF678 『問いからはじめる教育史』を読了。素晴らしく面白い。序章の「教育史って何の役に立つの?」の問いに対して、その答えにくさ・複雑さを含めて、切れ味鋭く誠実に答えているよ […]
岩田康之他編(2021)『教育実習の日本的構造:東アジア諸地域との比較から』学文社.
https://amzn.asia/d/6iu06bA 『教育実習の日本的構造』を読了。日本の教育実習の独自性や特徴を明らかにするために、韓国、中国、台湾などの大学教員養成との比較が行われている。 実習先でスーツを着なけ […]
水野直樹・文京洙(2015)『在日朝鮮人 歴史と現在』岩波新書.
https://amzn.asia/d/gIjw6EZ 『在日朝鮮人:歴史と現在』を読了。明治から現代までの朝鮮ルーツの方々の目まぐるしい歴史を分かりやすくまとめている本。不勉強な私は、こうした本を一冊ずつ読み重ねて学ん […]
山﨑準二ほか編(2024)『「省察」を問い直す:教員養成の理論と実践の検討』学文社.
https://amzn.asia/d/b6q1vmy 『「省察」を問い直す』を読了。理論と実践の往還とは何か?という今の自分の問題意識にドンピシャで面白かった。最初に「省察の非省察性の強まりという皮肉な状況」(p.i. […]
中島岳志(2017)『親鸞と日本主義』新潮社.
https://amzn.asia/d/90kfz5U 『親鸞と日本主義』を読了。大正から昭和初期にかけて、親鸞思想と全体主義的な日本主義が結びつきやすかった構造的要因を探るために、当時において両者を結び付けた「宗教者・ […]
中島岳志(2021)『思いがけず利他』ミシマ社.
https://amzn.asia/d/eWflHzW 『思いがけず利他』を読了。利他とは何かを考察した本。本書の論の軸が、ジャックアタリが述べるような「合理的利他」論への批判にあると理解した。本書では、利他的行為がとも […]
小森陽一(2001)『ポストコロニアル』岩波書店.
『ポストコロニアル』を読了。刺激的な本だった。 戦前、戦後の日本を植民地主義の視点から考察した本。本書の最重概念の一つが「自己植民地化」だと私は理解した。自国の領土確保のために自国の制度や文化、国民の発想を、欧米という他 […]
古川光弘(2022)『有田和正に学ぶ発問・授業づくり』黎明書房.
https://amzn.asia/d/32BdW11 『有田和正に学ぶ発問・授業づくり』を読んだ。有田氏の教材・授業開発研究所の事務局を務めた著者が、有田氏の授業論の特徴を論じた本。代表的な実践や考え方の紹介がなされて […]
安藤昭子(2024)『問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する』ディスカヴァー・トゥエンティワン.
https://amzn.asia/d/bTcLzs2 『問いの編集力』を読んだ。松岡正剛氏に師事し、編集工学を専門とする著者。探究が生まれる最初の疑問はどのように始まるのか?を様々な視点から論じている。 「「問う」とい […]
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