メモ

読書メモ

阪井裕一郎(2024)『結婚の社会学』ちくま新書.

https://amzn.asia/d/5ii4QC4 『結婚の社会学』を読了。結婚をテーマに「常識を疑うのが社会学」と述べた上で、様々な「常識」を揺さぶっていく展開がとても良い。例えば、「友達とは家族になれないのか?」 […]

読書メモ

飯田一史(2023)『「若者の読書離れ」というウソ: 中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか』平凡社新書.

『「若者の読書離れ」というウソ』を読了。若者のイメージ、読書のイメージを揺さぶられる情報や、改めて考えたい論点も多かった。本書の主張としては、今の若者が読書をしない訳ではなく、むしろ読書量が増した点、多くの若者の読書離れ […]

読書メモ

神野直彦(2024)『財政と民主主義:人間が信頼し合える社会へ』岩波新書.

『財政と民主主義』を読了。一番印象に残るのは、タイトルにもある通り、本書が「財政とは、経済システムと政治システムの綱引きの場」と捉えていること。政治システムが私的所有権や、「お金儲けしてよい領域」を規定し、財政が社会統合 […]

読書メモ

浅羽通明(2006)『右翼と左翼』幻冬舎新書.

『右翼と左翼』を読了。「右翼と左翼って何ですか?」の問いに答えようとした本。特に現代において「右と左」が分からなくなっている原因を、世界史・日本史含め、様々な視点から考察。著者の言葉選びや主張に批判の声もありそうだが、考 […]

読書メモ

サトウタツヤ他編(2019)『質的研究法マッピング』新曜社.

『質的研究法マッピング』を読了。質的研究の多様性を把握できていない私には、とても良い量感の本だった。多様な研究方法を四象限のマトリックスに整理。構造と過程、実存性と理念性の軸で捉えている。 テキスト化されたデータを分析す […]

読書メモ

ロビン・D・G・ケリー著:村田勝幸訳『「人種か、階級か」を超えて:大恐慌期アラバマにおけるコミュニストの闘い』彩流社.

『「人種か階級か」を超えて』を読了。理解度はイマイチで反省しきり。「人種や階級、ジェンダー、セクシュアリティなどを競合するカテゴリーではなく、連動するカテゴリーとして捉えるという見方や姿勢」というインターセクショナリティ […]