小山聡子『浄土真宗とは何か』を読了。自己の努力による修行ではなく、念仏を唱え、他力による極楽往生の可能性を説いた親鸞。その本人や弟子、後継者たちの思想を分析して、弟子はもとより親鸞本人も「他力」のみに振り切って考えてはい […]
メモ
越智道雄(2013)『カリフォルニアからアメリカを知るための54章』明石書店.
越智道雄『カリフォルニアからアメリカを知るための54章』を読了。情報量は豊富な本なのだが、正直かなり癖の強い印象を持った。ノーキャル(北カリフォルニア)とソーキャル(南カリフォルニア)、サンフランシスコとロサンゼルスの対 […]
【映画37】『Traffic』
映画『Traffic』を観た。勉強になったが後味が悪い。アメリカとメキシコの場面の切り替わりが多く、麻薬ディーラー、麻薬乱用者、麻薬取締官など立場(裏切りも多い)も次々切り替わるので展開を追うのに必死。両国の需要と供給、 […]
【映画36】『約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー』
映画『約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー』を観る。前に観た『I AM THE BLUES』との似た面もあったが、これはこれで見ごたえがあった。1940年~50年代のメンフィスには街には、音楽があふれ […]
【映画35】『アルゼンチン1985:歴史を変えた裁判』
映画『アルゼンチン1985:歴史を変えた裁判』を観た。1985年に民主政府になった後に、軍事独裁政権に対して行った裁判を基にした作品。検事らへの嫌がらせや、軍事政権の悪事の惨さが印象に残る。時代の転換期に若手が役目を果た […]
【映画34】『ハーヴェイ・ミルク』
映画『ハーヴェイ・ミルク』を観た。ゲイと公言して全米初の公職に選ばれたミルクの生涯を描いた作品。カミングアウトの不利益をなくす運動が多くの人に勇気を与えたであろうことは、彼の演説からも伝わってきた。暗殺後の評決含め、当時 […]
【映画33】『青い山脈』
映画『青い山脈』を観た。1949年今井正監督。 学校での女生徒のトラブルをきっかけに広がる問題をめぐって、戦後の田舎の封建的な風土と闘う人々を描いている。「民主化」「自治」の語の光と影を感じる場面が多かった。映画ではハッ […]
2024年3月の論文メモ
橋本美保(2005)「及川平治『分団式動的教育法』の系譜ー近代日本におけるアメリカ・ヘルバルト主義の受容と新教育」『教育学研究』72(2), pp.220-232. ↑上記論文の抜粋しかしながら、ある教育者や実践が体制に […]
片上宗二(1985)『社会科授業の改革と展望:「中間項の理論」を提唱する』明治図書.
片上宗二『社会科授業の改革と展望』を読了。現代的示唆に富む本だと感じた。今も、「・・なのになぜ~~なのか」のようにして、生徒の認知的な不協和や驚きを誘い、そこからなぜ型の授業を展開する授業論は一定の人気がある。ただ本書は […]
【映画32】『イン・ザ・ハイツ』
映画『イン・ザ・ハイツ』を観た。NYヒスパニック系移民街が舞台。ミュージカル映画のスピード感の中で、移民の歴史、街の一体感、根強い差別、ルーツへの想い等が、豊かに散りばめられている。「些細なことでいい。私たちの尊厳を示す […]
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