飯田高他編著『世の中を知る、考える、変えていく』を読了。高校生向けに、テーマ別(「環境」「貧困」「テクノロジー」「ジェンダー」)で、社会科学の諸学問の関心とアプローチを述べる構成が面白い。経済学と社会学の対比が際立ってい […]
読書メモ
野中郁次郎・紺野登(1999)『知識経営のすすめ: ナレッジマネジメントとその時代』ちくま新書.
野中郁次郎・紺野登『知識経営のすすめ』を読了。本書の出版後の情報技術の進展もあり、今の最新情報ではないのかもしれないが、勉強になった。教育畑の自分にとって「知識とは何か」「個と集団の関係」あたりに絶えず興味惹かれた。 知 […]
安井俊夫(1985)『学びあう歴史の授業:知る楽しさを生きる力へ』青木書店.
安井俊夫『学びあう歴史の授業』を読了。楽しい授業、主権者を育てる授業、共感を大切にする授業など、著者のこだわりが絡まり合い、読みごたえがある。改めて読んで、著者が、具体的な当時の人の視点に立って、その時代の「しくみ」を捉 […]
朱喜哲(2024)『100分de名著 ローティ「偶然性・アイロニー・連帯」』NHK出版.
朱喜哲『100分de名著 ローティ「偶然性・アイロニー・連帯」』を読了。前回読んだ伊藤(2016)では、ローティの文化相対主義的(ある意味で自文化中心的)な側面が印象に残ったが、本書ではその捉えから論点が広がり、学びが多 […]
村上靖彦(2021)『ケアとは何か:看護・福祉で大事なこと』中公新書.
村上靖彦『ケアとは何か』を読了。最近、「ケア」という言葉を聞く機会が増えたが、本書における「ケア」の場面は、高齢者介護、重度の障害、虐待、暴力、貧困など、多様な事例が並び、非常に深刻な場面描写も多い。当事者が不条理にぶつ […]
唐木清志編(2023)『社会科の「問題解決的な学習」とは何か』東洋館出版社.
唐木清志編『社会科の「問題解決的な学習」とは何か』を読了。半分読んで積読になっていた。編者以外に12人の論考が載っているが、実践の示し方や主張の力点の置き方が多様で、その書きぶりの多様性自体が興味惹かれる。(例えば、問題 […]
尹雄大(2023)『聞くこと、話すこと。:人が本当のことを口にするとき 』大和書房.
尹雄大『聞くこと、話すこと。』を読了。知人の紹介で読んだ。コミュニケーションにおける傾聴や共感的理解が重要であると耳にすることもあるが、本書は、むしろ安易な「共感」のあり方に否定的だ。人が「本当のこと」を口にする場面は、 […]
デヴィッド・グレーバー著:片岡大右訳(2020)『民主主義の非西洋起源について:「あいだ」の空間の民主主義』以文社.
デヴィッド・グレーバー『民主主義の非西洋起源について』を読了。特定の起源を解明してはいないが、西洋由来の民主主義観に問題提起をする本。相対的に平等な公共的議論のプロセスを通して自分たちの課題に対処するコミュニティのやり方 […]
中西新太郎(2019)『若者保守化のリアル:「普通がいい」というラディカルな夢』花伝社.
中西新太郎『若者保守化のリアル』を読了。本書における若者の保守化とは、「右傾化」のことではない。右肩下がりで理不尽な現代社会に対して、大きな期待をせず、今の生活の現状維持を望む考え方を指す。「生のミニマリズム(最小限主義 […]
長岡文雄(1986)『考えあう授業』黎明書房.
長岡文雄『考えあう授業』を読了。著者は、児童一人一人の個性的な学びや考えを尊重することを奨励するが、それでいて教員側の指導性や教材研究の重要性も強調する。その両者をどう両立するかという点に関するヒントが、本書に書かれてい […]
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