
読み物として素晴らしい作品だと思った。グイグイと読まされてしまった。
「宇宙食のサバ缶を作る」というプロジェクトや課題が、生徒にとって本気の挑戦となっていくプロセスがよくわかる内容だと感じた。各学校ごとに、一般化できない出会いや、偶然のきっかけみたいなことがいくつもあり、それらがうまく掛け合わさった時に、奇跡のような探究が始まることがあるように思えた。日頃から身近にある出来事や生徒の微妙な変化をつぶさに観察し続けること、さらには「これだ!」と思ったらその機会を逃さない教員側の行動力のようなものが重要であることを感じさせられた。