2024年7月

読書メモ

坂本旬他著(2022)『デジタル・シティズンシップ プラス: やってみよう! 創ろう! 善きデジタル市民への学び』大月書店.

『デジタル・シティズンシップ+』を読了。情報モラル教育と違いを強調しつつ、テクノロジーの良い面と悪い面を見極め、その両面と向き合う(悪い面だけを強調しない)学習者の育成を目指している印象。使いこなすスキル・知識習得の場を […]

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ライフサイエンス(2019)『関東と関西 ここまで違う! おもしろ雑学』三笠書房.

『関東と関西:ここまで違う!おもしろ雑学』を読了。明確な引用・参照情報がなく、「○○な説の可能性」が並ぶので信用しきれないが、こういう本は読んでて楽しい。関西のパン購入金額が関東より高い背景や、味付けの濃い・薄いの背景に […]

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大畑裕嗣編(2024)『社会運動の社会学』有斐閣.

『社会運動の社会学』を読了。なぜ人びとは社会運動を起こすのか。同じく不満を抱えていても、なぜ運動がおこる地域と起こらない地域があるのか。こういった問いを軸に構成されている。社会運動の多様な種類や社会運動の生起条件を説明す […]

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小松理虔(2021)『地方を生きる』ちくまプリマー新書.

『地方を生きる』を読了。著者のバイタリティに驚くしかないが、元々は地元に興味がなかった著者が、様々な経験を経て興味を持つに至る流れが良かった。キーワードは「面白がる」。目的志向に動くのではなく、結果として出てくるもの(エ […]

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吉冨芳正・田村学(2014)『新教科誕生の軌跡:生活科の形成過程に関する研究』東洋間出版社.

『新教科誕生の軌跡』を読了。様々な反発もありつつも、新教科が誕生する過程を紹介した本。印象に残るのは、各方面の関係者(研究者、学校関係者、行政関係者など)を巻き込んだ体制作り。背景には、46答申からの影響や、昭和50年代 […]

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マグヌスセン矢部直美他(2013)『文化を育むノルウェーの図書館: 物語・ことば・知識が踊る空間』新評論.

『文化を育むノルウェーの図書館』を読了。印象に残ったのは、図書館の役割が幅広いことだ。文化とアートの拠点。出会いの場。文化保護の場。移民の利用を促す多文化ネットワークの役割。様々な読書サークル、コンサート、ギャラリー、コ […]