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教育史学会の大会へ行ってきました。

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先週末は一橋大学で開催されている教育史学会の研究大会に参加してきました。
シンポジウムのテーマは「教育史はどのような学問か」でした。

シンポジウムの内容自体が刺激的だったのですが、特に、以下の3つの指摘が印象的でした。

(1)教育方法史研究が教科の壁を壊す方向に研究を進めてきたのに対して、教科教育史研究は教科の固有性を高めるために研究を進めてきた。両者のアプローチに交流が必要。
(2)教育史は日・東・西、の三分野で分けて語られがちで、この区分が古い古いと言いながら変わらないのは、実はこれはお互いが自分たちを守るために作った壁だったのかもしれない。
(3)特に東洋史の領域では、海外ジャーナルに発信していかないと、日本の東洋史研究の解釈が世界的に認知されない状況が進んでいる(中国の英語論文の発信の激化に伴い)。

いずれも自分の研究を問い直す視点だと感じました。

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