中西修一郎(2017)「戦後初期における北条小学校のカリキュラム開発に関する一考察:単元学習の展開に着目して」『京都大学大学院教育学研究科研究紀要』63, 257-269. 木村博一(2010)「20世紀後半における社会 […]
メモ
佐々木実(2022)『今を生きる思想:宇沢弘文:新たなる資本主義の道を求めて』講談社現代新書.
経済学者宇沢氏の生い立ちや、アメリカでの研究生活、そこから日本に帰国しようとした経緯。 アメリカ時代から連なり、日本で「社会共通資本」のアイデアが生み出される流れなどがよく分かります。 マルクス経済学に惹かれながらも、ア […]
畑中章宏(2023)『今を生きる思想:宮本常一:歴史は庶民がつくる』講談社現代新書.
民俗学は文字以外のものによる伝承を文字化することからはじまる。その無字社会の分析において、宮本常一は「もの」を民俗学の入り口としたそうです。(p.4.)日本各地を練り歩き、各地の話を聞きに回る宮本常一の姿が何となく頭によ […]
両角達平(2021)『若者からはじまる民主主義:スウェーデンの若者政策』萌文社.
様々な気付きを与えてくれる本でした。 事例として詳述されているユースセンターの運営方法で「施設におけるあらゆる活動をできるだけ若者主導とするように徹底されている点」(p.99.)や、「若者は自分たちの問題に関しての専門家 […]
佐藤智(2023)『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること』ディスカヴァー・トゥエンティワン.
感想メモです。 都内に暮らしていながら、首都圏の受験事情には全く疎く、今後の子育てどうするかなーと思って手に取った本書。結果から言えば「受験動向を知る」を言う意味では完全に当てが外れたのですが、書いている内容からは学んだ […]
2023年7月の論文メモ
中村仁志(2023)「シカゴ大学時代のデューイによる形式段階論の批判的解釈」「アメリカ教育研究」33, 47-64. ↑上記論文の抜粋本章の議論に基づくと、シカゴ大学時代のデューイによる形式段階論の批判的解釈は、1910 […]
向後千春(2012)『いちばんやさしい教える技術』永岡書店.
本書は、「上手く教えるための技術と科学を扱う」「インストラクショナルデザイン」の専門の研究者(p.30)によって書かれた本です。 学校や会社、家庭など様々な場面を想定しつつ、教え方の技術を論じています。運動スキル、認知ス […]
長谷川宏(2018)『幸福とは何か:ソクラテスからアラン、ラッセルまで』中公新書.
目次は以下の通りです。 序章 幸福への問い第1章 古代ギリシャ・ローマの幸福感ー共同体と個人の分裂ー第2章 西洋近代の幸福論ー道徳と幸福の対立ー第3章 20世紀の幸福論ー大戦の時代にー終章 幸福論の現在 「幸福」のとらえ […]
2023年6月の論文メモ
荒木和華子(2019)「20世紀転換期における米国南部ペン学校の教養教育から実業教育への転換ー南アフリカにおけるアフリカ人の教育モデル移植の背景としてー」『国際地域研究論集』10, 21-34. 住岡敏弘(2015)「ジ […]
千葉雅也(2022)『現代思想入門』講談社現代新書.
目次は以下の通りです。 はじめに 今なぜ現代思想か第一章 デリダ――概念の脱構築第二章 ドゥルーズ――存在の脱構築第三章 フーコー――社会の脱構築第四章 現代思想の源流――ニーチェ、フロイト、マルクス第五章 精神分析と現 […]
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