映画『キューポラのある街』を観た。1962年制作。埼玉県川口市が舞台。工業化と職人。組合の存在。志望校進学を断念して定時制高校進学を決める主人公(吉永小百合)。北朝鮮へ帰還する友人。苦しい中でも期待を抱き前進する登場人物 […]
メモ
山我哲雄(2014)『キリスト教入門』岩波ジュニア新書.
『キリスト教入門』を読了。キリスト教の歴史理解と現代理解の両方の上で勉強になった。キリスト教誕生時期に関して、本書は「歴史的イエス研究」の立場をとる。印象的だったのは、イエスを含む初期の指導者たちが、自分たちの信仰がユダ […]
前田麦穂(2023)『戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか―』晃洋書房
『戦後日本の教員採用』を読了。「教員採用試験」の語は今では当たり前のように使われるが、そもそもこのような試験が普及したのはいつで、その目的はなんだったのか。日頃頻繁に見聞きするこの語の過去を辿る本書を読んで、歴史的アプロ […]
田中秀明(2023)『「新しい国民皆保険」構想:制度改革・人的投資による経済再生戦略』慶應義塾大学出版会.
『「新しい国民皆保険」構想』を読了。50年で3割も減る計算になる人口。複雑すぎて分かりづらい社会保障制度の問題を念頭に置きつつ、あくまで社会保障全体の解決案を示そうという姿勢を感じた。日本の社会保障システムは、保守レジー […]
伊藤昌亮(2012)『デモのメディア論: 社会運動社会のゆくえ』筑摩書店.
『デモのメディア論』を読了。「デモ」のイメージを何度か揺さぶられた。本書の前提として、2011年以後の反原発デモをはじめ、1960~70年代以来の高まりが起こっており、「社会運動社会」が到来していること、現代のデモが一般 […]
加野佑弥(2024)『大学における能動的シティズンシップ教育の導入: 社会/政治参加へのセルフ・エフィカシー』法律文化社.
『大学における能動的シティズンシップ教育の導入』を読了。実践、政策、国際比較、質的研究など幅広くなされている。特に後半の質的研究で被調査者である学生の分析がなされる際に、変化した点、しなかった点、葛藤など非常に具体的で、 […]
【映画41】『おいしいコーヒーの真実』
映画『おいしいコーヒーの真実』を観た。支援を受けるよりも自立がしたい。そのためには貿易が必要だ、という現地の人々の声が印象に残る。アメリカの街中でコーヒーを飲む人々の姿が、この作品では痛々しく見える。消費者へ画面越しに訴 […]
櫻井芳雄(2023)『まちがえる脳』岩波新書.
櫻井茂雄『まちがえる脳』を読了。脳内の意思決定が「究極の民主主義」(p.59.)だという点に衝撃を受ける。ニューロン同士の発火の連鎖の集合で意思が決まっていくというイメージを完全には掴み切れないが、見方が変わった気がする […]
ジェームス・V・ワーチ著:田島信元他訳(2004)『心の声 新装版: 媒介された行為への社会文化的アプローチ』福村出版.
ジェームス・ワーチ『心の声』を読了。 私たちの選択を暗黙の内に拘束・規定するものとしての社会文化的な背景を対象化する意味を再確認するうえで、参考になった。心理学は詳しくないが、過去に読んだヴィゴツキー、エンゲストローム、 […]
想田和弘(2013)『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』岩波ブックレット.
想田和弘『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』を読了。現代の若者や日本人に対して「思想信条の自由」とか「恐怖政治」等と言っても効き目がない感もあり、「紋切型ではない、豊かでみずみずしい、新たな言葉」を紡がないといけ […]
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