『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』を読了。今年読んだ本の中で一番揺さぶられた感がある。ジョジョの著者である荒木氏が、自分が勧めるホラー映画約100本をジャンル別に紹介し、ホラー映画を見る意義を熱く語っている。万人が観るべ […]
メモ
阿古真理(2015)『「和食」って何?』ちくまプリマー新書.
『「和食」って何?』を読了。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食。そもそも和食って何なんだと再考させてくれる本。現代社会に揉まれる一個人として、結構悩まされる本だった。日本の食の歴史も様々な角度からの説明があり面白い。明 […]
秋田喜代美・藤江康彦(2019)『これからの質的研究法―15の事例にみる学校教育実践研究』東京図書.
『これからの質的研究法』を読了。学校に関わる、授業、カリキュラム、学級集団、学校文化、教師の仕事など、様々な質的研究のアプローチが紹介されてる。談話分析、会話分析、ナラティブ分析に関して、発話や語りを、文脈の全体性を保持 […]
梅澤貴典(2023)『ネット情報におぼれない学び方』岩波ジュニア新書.
『ネット情報におぼれない学び方』を読了。 あまりにも簡単に「それらしい情報」が見つかってしまうネット時代。その中でネットでなんでも分かるわけではないことを、事例をもとに論じていく本書。 ネットだけが頼りな人が多いほど、調 […]
佐久間勝彦(2003)『フィールドワークでひろがる総合学習』一茎書房.
『フィールドワークで広がる総合学習』を読了。元の本を継承していることもあり、紹介される授業自体は社会科の本という印象。ただ、歩き回って情報を集めつつ、文献も読みつつ、試行錯誤し続ける著者のスタイル自体に、総合学習的な精神 […]
2024年7月の論文メモ
遠座知恵・橋本美保(2023)「教育教授研究会の設立とその活動:「実際家」による教育学研究の当事者化」『日本の教育史学』66 6-19.
田中博之(2021)『高等学校 探究授業の創り方―教科・科目別授業モデルの提案』学事出版.
『高等学校 探究授業の創り方』を読了。高校の各教科が探究モデルと接触しながらどのように変化していくのかを、ざっと確認するのに良さそうな本でした。(高校教育と探究学習の接触は、教育史研究者としても興味ある話。)当然、教科や […]
佐藤浩章(2021)『高校教員のための探究学習入門―問いからはじめる7つのステップ』ナカニシヤ出版.
『高校教員のための探究学習入門』を読了。探究学習の基本プロセスを示し、関連書も紹介しつつの解説が分かりやすい。Q&Aがとても良かった。探究活動が調べ学習に終わらないために、生徒に提案・改善策を求める工夫。生徒がイ […]
【映画43】『プラトーン』
映画『プラトーン』を観た。オリバー・ストーン作。 アメリカ兵が現地住民に横暴する場面が辛い。同時に、兵士内の対立も含め、戦場で善悪の判断が出来なくなっていく様子が描かれる。最後に主人公が撃つ場面は驚いた。兵士の中に、アメ […]
溝上慎一他編(2018)『高大接続の本質:「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題』学事出版.
『高大接続の本質』を再読了。高校生を約10年間追跡する「10年トランジション調査」の結果報告とその考察結果から得られる提言や関係者の意見交換をまとめた本。一番強烈な主張は、高校でいくら勉強ができても、キャリア意識が弱いと […]
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