環境教育の幅広い論点・視点を学べる本だった。環境教育を「関係性学習」「統合的学習」の二側面から説明している点が腑に落ちる。関係性学習に関しては「世代間の公正」「世代内の公正」「種間の公正」(p.6.)の論点が挙がっており […]
2026年1月
日本環境教育学会(2019)『環境学習のラーニング・デザイン:アクティブ・ラーニングで学ぶ持続可能な社会づくり』キーステージ21.
計14テーマの範囲を、それぞれ実施可能な授業方法を併せて掲載・提案している。関連する授業を運営する授業者にとって、非常に参考になる本だろうと感じた。通読した際に、もちろん各章のアプローチに好みの差はあるが、特に、7章、9 […]
テッサ・モーリス=スズキ(2013)『批判的想像力のために: グローバル化時代の日本(平凡社ライブラリー)』平凡社.
様々な示唆に富む本だった。本書のタイトルの意味に直結する「批判的想像力の危機」の章では、以下のように述べられている。オルタナティブを想像する力の欠如こそが危機なのだろう。「ここでいう『民主主義の危機』とは、日本における議 […]
新しい編著の本が出版されました。
『民主的社会をつくるシティズンシップ教育』が手元に届きました! シティズンシップ教育の論点やあり方が多様化する中で、そのスケール感を捉えづらくなっている感覚が私自身ありました。その意味でも、「見取り図」を提供しようとする […]
藤本徹編(2024)『シリアスゲーム』コロナ社.
社会的な問題解決のためのゲームが生まれてきた経緯やその特徴、代表的な国内外の事例を知ることができる本。日米のシリアスゲームの展開の違いが出てくる点が興味深い。米国のシリアスゲームは、軍や公共セクターの需要によって生み出さ […]
神谷悠一・松岡宗嗣(2020)『LGBTとハラスメント』集英社新書.
第1章「『LGBT』へのよくある勘違い:ネガティブ編」、第2章「『LGBT』へのよくある勘違い:一見ポジティブ編」、第3章「『LGBT』に限らないよくある勘違い」の計22個に及ぶパターンと事例がとても詳細で、同時に私にと […]
有田和正(1997)『生活科・教材開発のアイデア』明治図書.
有田先生の社会科教育の本をよく読んできた立場として、その有田節が生活科でも見れて心地よく読めた本だった。「みる・きく・調べる・考える」「体験活動」「表現」のプロセスと、体験活動を通した「実感」と「体得」(①感性をみが […]
田村学 ・齋藤博伸監修(2023)『「生活・総合」の新しい授業づくり: 探究的な学びを実現する』小学館.
日本生活科・総合的学習教育学会の第32全国大会を担当した神奈川県の実行委員会の方々が中心になって執筆された本。「10のつながり」がキーワードとなり、主に小学校の生活科・総合学習の事例が多く紹介・検討されている。実践事例と […]
加藤創太 ・小林慶一郎(2017)『財政と民主主義:ポピュリズムは債務危機への道か』日本経済新聞出版社.
同じタイトルの神野直彦(2024)『財政と民主主義:人間が信頼し合える社会へ 』とは、全然タッチが違うのだが、エッジが効いていているように思えて面白かった。有権者や政治制度・行政が長期的な時間軸で政治選択をすることが可能 […]
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