2025年1月

読書メモ

北原モコットゥナシ・田房永子(2023)『アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』303BOOKS.

https://amzn.asia/d/4uUgXBf 『アイヌもやもや』を読んだ。読みやすい漫画と、概念的・学問的な説明、アイヌに関わる様々な「モヤモヤ」するエピソードの具体性など、情報豊富で勉強になった。「○○に会っ […]

読書メモ

宮入恭平(2015)『J−POP文化論』彩流社.

https://amzn.asia/d/3JOa3XA 『J-POP文化論』を読んだ。一番面白かったのは、J-POPの政治性に関する考察。1960年代ロックを代表格に、「音楽ジャンルがアイデンティティを表す時代」から、1 […]

映画メモ

【映画50】13デイズ

映画『13デイズ』を観た。1962年「キューバ危機」に、海上封鎖かキューバ侵攻かで揺れる13日間のホワイトハウスを描いた作品。海上封鎖の戦略について、「これは言語なんだ」と述べていたのが印象的。 「ザ・アメリカの視点」と […]

映画メモ

【映画49】『破戒』

映画『破戒』を観た。全国水平社創立100周年記念映画。「人間は愚かではない。弱いんだ。」という言葉が印象に残る。 固有の文脈にも学びつつ、同じようなことが繰り返され続けているという眼で、現代社会を捉えたい。 原作も読んで […]

映画メモ

【映画48】『スープとイデオロギー』

映画『スープとイデオロギー』を観た。視聴し終わった上で、タイトルに込められた意味を改めて考えさせられる。何度も登場するスープや食卓や日常の日々と、あまりにも重たい現代史と日本、韓国、北朝鮮への交錯する思いと。 すごい映画 […]

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【映画47】『白い暴動』

映画『白い暴動』を観た。1970年代後半のイギリスで、音楽を通して人種差別撤廃を主張し続けた若者たちによる運動に迫ったドキュメンタリー。 1970年代後半の経済が停滞し排外主義が広まるイギリスの雰囲気や、異なる音楽ジャン […]