https://amzn.asia/d/chyPRbI 『大学における教員養成の未来』を読んだ。実践的指導力の育成はもとより、教職コアカリキュラムの策定などが進む中で、大学における教員養成のビジョン、更にいえば、教育学の […]
2025年1月
デレック・ヒーター著:田中俊郎・関根政美訳(2012)『市民権とは何か』 (岩波人文書セレクション) 岩波書店.
https://amzn.asia/d/38zuF90 『市民権とは何か』を読みました。何度も読み直してしまう本。市民性の教育の歴史を考える上で、古代から続く共和主義的な市民権の論点と後発する自由主義的な市民権の交差する […]
【映画54】『ロス暴動 -25年目の真実と今も残る差別-』
『ロス暴動』を観た。1992年に黒人男性ロドニー・キングに暴行をした白人警官が無罪になり、大規模な暴動が起きた経緯を詳述。BLM運動の背景とも言える。人種差別への抵抗としての暴動の意義、暴動が無法状態化する様子、警察権力 […]
【映画53】『ビリーブ:未来への大逆転』
映画『ビリーブ』を観た。米国の税法における男女差別を初めて認め、その後の多くの法改正に影響を与えた裁判を描いた作品。女性を理由に弁護士になれなかった主人公が、経験不足を乗り越えて裁判に勝つ場面に見入ってしまった。日本の税 […]
小国喜弘(2023)『戦後教育史:貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで』中公新書.
『戦後教育史』を読んだ。戦後教育史を、いくつかのトピック的な視点から論じている。現代史も手厚い内容。 戦後初期の教育を支える背景の混乱、困難さが伝わってくる記述が多い。孤児、浮浪児、減らない身売りの話(p.43.)はその […]
黒澤英典(2006)『私立大学の教師教育の課題と展望:21世紀の教師教育の創造的発展をめざして』学文社.
https://amzn.asia/d/7ThsiRf 『私立大学の教師教育の課題と展望』を読んだ。私立大学の教職課程改革に尽力してきた著者が、戦後の教員養成政策・制度を様々な角度から論じ、かつ、1988年、1998年の […]
本田由紀(2021)『「日本」ってどんな国?:国際比較データで社会が見えてくる』ちくまプリマー新書.
『「日本」ってどんな国?』を読んだ。家族、ジェンダー、学校、友達、経済/仕事、政治/社会運動などの様々なトピックに基づきながら、国際比較データの分析で日本の実態を浮かび上がらせようとしている本。 改めて再認識した点や、初 […]
【映画52】『KCIA 南山の部長たち』
映画『KCIA 南山の部長たち』を観た。1979年に韓国の朴正煕大統領が中央情報部部長キム・ジェギュに暗殺されるまでを描いた作品。イ・ビョンホン主演。 革命の理想。軍事政権の権力腐敗。民主主義を目指す想いなど。考えさせら […]
【映画51】『赤い闇:スターリンの冷たい大地で』
映画『赤い闇:スターリンの冷たい大地で』を観た。世界恐慌下でのソビエトの発展理由を調べる記者の物語。ソ連とウクライナの歴史的な関係はもちろんだが、人権制限のある状況下でのジャーナリズムの役割など、色々と考えさせられる。 […]
渡部竜也(2024)『大学の先生と学ぶ はじめての公共』KASOKAWA.
https://amzn.asia/d/irz0NN5 『大学の先生と学ぶはじめての公共』を読んだ。教育の理論を語っている場面もあるが、基本的には「公共」の全範囲の教育内容を高校生に対して論じた本で、著者の教科内容理解が […]
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