感想メモです。
都内に暮らしていながら、首都圏の受験事情には全く疎く、今後の子育てどうするかなーと思って手に取った本書。
結果から言えば「受験動向を知る」を言う意味では完全に当てが外れたのですが、書いている内容からは学んだ点や気づかされた点も少なからずありました。
受験動向や受験テクニックなどの話ではなく、子育てをする親が、子どもとどう向き合うべきかという姿勢について書いた本というイメージです。
本書の主張を私なりにまとめると、「各教科の学びを子どもたちに促したいのであれば、親自身が各教科に知的興味をもって、楽しんでいる姿を子どもに見せてください」ということなのではないかと感じました。
正論だなーと思う反面、全教科に対して、熱量をもって知的探求を自分自身ができているかというと心もとないなあと思ったりします。
ただ、これはプロセスの問題で、今後、子どもと一緒に過ごす中で、私自身の問題意識や知識を絶えず拡張していくことで、多少は追いついていけるだろうか、と楽観的に思ったり。
子どもに読ませる前に児童文学読んだり、博物館や動物園とかに行く前に、私も事前に勉強したり、そういうことの積み重ねなのでしょうか。
まあ、無理のない範囲で私も頑張りたいと思います。