模擬授業に関する論文が掲載されました。
斉藤仁一朗・後藤賢次郎(2022)「社会科教育研究としての模擬授業研究の展開と特質」『日本教科教育学会誌』45(3), 37-50.
日本の社会科に関する模擬授業の論文をレビューし、その特質の背後にある問題を考察した内容になっています。
日頃、大学で学生と模擬授業の指導・運営をすることが多いのですが、模擬授業という営みが、社会科教育学の研究と相性が良いのか、ずっと疑問を抱えながら(一方で、可能性を信じながら)過ごしています。
今回、共著者の後藤先生のご協力のもと、こうして論文となり、嬉しく思います。これからも少しずつ社会科の模擬授業研究を続けていきたいと思っております。