ご縁あって、東海大学文明研究所の研究員を着任時から兼務させて頂いています。
その文明研究所で関わっているプロジェクトを通して、定期的な研究会があるのですが、
特定のテーマについて、全く異なる人文・社会科学系の研究者が集まって議論するので、これが大変面白い。(歴史学、教育学、哲学、思想史、心理学の先生が参加されています)
ここ数回の研究会では、感性や身体性という問題が、20世紀人文学の大きな特徴として浮かびあがってきています。
先週末は、『あじわいの構造-感性化時代の美学』の著者である津上英輔先生(成城大学)をお招きして、議論をしました。
「審美的」「批評」等の視点を、授業研究やカリキュラム研究とその研究史に引き付けて考えると、日頃ない気付きが多くあり、いつも使わない部分の脳を使ったような感覚があります。発言する際にも、緊張もしますが刺激が多くあります。
そして、次回の研究会では、私が「身体性」をテーマに発表することになりました。 まだ全く準備できていないですが、「ワークショップ」と「見えないカリキュラム」をキーワードにして、論じようと構想を練っています。
異種格闘技はとても勉強になります。